推しメンの卒業。復帰。そして活動終了。

2019年6月23日。僕の推しメンの西ひよりが、煌めき☆アンフォレントの活動を終了した。
"卒業" ではなく "活動終了" という言葉をあえて選んだ事に西ひより本人の強い意思を感じた。


煌めき☆アンフォレントとは

煌めき☆アンフォレント(以下、キラフォレ)は、三重県のご当地アイドルグループで、"ご当地アイドル" の枠にとどまらないハイクオリティな楽曲が特徴的で、東名阪を中心に全国や更にアジアを中心とした海外での活動も行っている。

2019年4月9日に発売されたシングル「奇跡≒スターチューン/ 光彩⌘スターティングオーバー」は、オリコンランキングデイリー1位を獲得した。

推しメンの(最初の)卒業

そんなキラフォレのメンバーである西ひよりは、2015年10月のデビューからの初期メンバーであり、グループのリーダーでもあったが、2018年1月31日に一度キラフォレを卒業している。

当時、西ひよりが書いたブログ

楽曲に対する想いと思い出(流星、幻影)

楽曲に対する想いと思い出(永遠、光速艇、虹色)

楽曲に対する想いと思い出(瞬間、運命)

楽曲に対する想いと思い出(奇跡、太陽)

楽曲に対する想いと思い出(雪のカケラ、煌々)


【最後のブログ】皆との共同作業で作り上げた西ひより


 
  
本人のやりたいことを詰め込んだセフルプロデュースのフェス。
2018年1月31日(水)NAGOYA ReNY Limited 『ばいぴよフェス~西ひより卒業公演~』
水曜日という平日にもかかわらず、大盛況で幕を閉じた。

 

このとき、人生で初めて推しメンの卒業を体験した。
この卒業公演は、まさにキラフォレとして歩んで来た西ひよりの集大成のようなライブに感じ、卒業を悲しいものと捉えさない本人の気遣いも感じた。
卒業公演として僕は満足していたのだが、当時の僕は卒業というものをあまり受け入れられていなかったと思う。

 

推しメンがいない現場

推しメンの卒業を実感したのは、推しメンがいないキラフォレのライブを初めて観たときだ。
キラフォレはアイドル現場の中では比較的「推しメンの名前をコールする」ことが多い現場であると思う。しかし、僕にはその推しメンが客席から観ているステージ上にいない。


暇だった。コールする相手がいるヲタクが羨ましかった。推しメンの元パートを他のメンバーが歌ってるのを受け入れられなかった。

 

ライブをしているメンバーや、周りのヲタクに失礼なのは重々承知しているが、当時の僕は内心そんな感情を抱いていた。

その想いの半面、キラフォレの楽曲やライブは好きという気持ちは変わってはいなかった。その現場にいる友人と話すのも楽しかったのは事実だ。

頻度を落としつつも、キラフォレのライブはたまに観に行く程度に収まっていた。

 

 


西ひよりはキラフォレの大黒柱」


そんな風に言われるほどに、西ひよりはキラフォレの活躍や成長における立役者であり、グループ名に込められた意味を体現するような大きな存在であったと思う。


推しメンびいきではあると思うが、卒業した当時(2018年2月〜)は、「西ひよりがいなくなったキラフォレは、どこかポッカリ穴が空いたような感覚。軸を失った感覚。進む幅が小さくなったような感覚」が僕にはあった。一部のファンからもそう言った声は聞いたことがある。


もちろん、当時のメンバーもヲタクのみんなも全力だったと思うし、そこを否定する気もないし、上記のようなことは感じなかった人もたくさんいると思うし、各々の考えは何も間違っていないた思うのですが、一個人としてそう感じてしまった。(不快な思いをさせてしまったなら申し訳ない。)

 

メンバーの茉井良菜も、復帰後の西ひよりとの上記の対談にて以下のようなコメントをしていた。

茉井:
ぴよちゃんが戻って来てくれてからいいことがたくさんありましたよ。いなかった間は軸が抜けちゃった感じがしていて、メンバー全員が違う方向を見ているみたいな感じになっていたの。それは辞めたい辞めたくないとかそういうことではなくて、ライブで心を1つにできないみたいな雰囲気だったりとか、時計の針が狂ってしまった感じのところがあって。なんかね、Pop’n’Rollで書けないこととかを仲いいアイドルと話す時に裏Pop’n’Rollって呼んでるんだけど(爆笑)。そういう話がぴよちゃんがいない時にあって、それが予期していないことだったから、グループが崩壊しかけたりもしたんですよ。

 
 
 
 
 

推しメンの復帰

そんなグループのいわばピンチのときに、事務所からの強い要望で、2018年5月14日に、西ひよりはキラフォレのメンバーとして、期間限定という条件で復帰した。

 

西ひよりに関する重要なお知らせ》


 
 


西ひよりがキラフォレに復帰したその日は、煌めき☆アンフォレントの東京定期公演が行われ。この日に披露された「光彩⌘スターティングオーバー」という楽曲は、
まさにその時のキラフォレのためにあったような楽曲に僕は感じていた。

 

 



 

煌めき☆アンフォレント再出発をした。

 


しかし、復活することに関して、賛同する意見以外も一部あったのは事実である。
現メンバーで唯一西ひよりと同じ初期メンバーの一人も、当初は西ひよりの復帰に関して反対だったと明かしている。(のちに本人の意思などを聞いてから賛成した。もちろん賛否両論あることは当然であると思う。)


発表を聞いた直後は、僕自身も当初は戸惑いもあったが、西ひよりが卒業している間に、一度、キラフォレの楽曲を西ひよりが歌う姿を見る機会があった。

 


2018年4月11日(水)

ド平日のこの日、僕は仕事を休み、飛行機に乗って大阪まで来ていた。

 

大阪日本橋COCHLEA. 『24 JACK NIGHT Vol.100 最終回』

 

西ひよりがキラフォレに加入して、初めてソロ遠征をしたイベントが「24 JACK NIGHT」だった。その 24 JACK NIGHT が最終回ということもあり、キラフォレを卒業した西ひよりがゲストで出演することになった。

 

このとき、西ひよりがキラフォレを卒業した後に、
西ひよりがキラフォレの楽曲を歌う姿を初めて見た。

 

涙が出るほど嬉しかった。

 

大好きなキラフォレの楽曲で、大好きな推しメンのコールを本気で出来るのが、めちゃくちゃ嬉しかった。

 

西ひよりがステージに立って煌めている姿を観れるのがめっちゃくちゃ嬉しかった。

 

 

 

だからこそ、西ひよりがキラフォレに復活するのは、僕は嬉しかった。

また、ステージ上で煌めく西ひよりの姿を観れる機会があることが、嬉しかった。

 

 

推しメン復帰後の僕のヲタクライフ

西ひよりがキラフォレに復帰してから、僕はキラフォレのライブやイベントにたくさん出向いていた。彼女らは、東京、名古屋だけでなく、いろんな地でライブをするが、僕は大半に行っていたと思う。

 

行き過ぎて、メンバーから「いつもキラフォレのライブに来てくれるけど、MARICさんは、どういう仕事してるの?」と疑問に思われるほどであった(笑)

 

それほどして、僕が現場に行っていたのは、
「また、西ひよりが煌めく姿が観られなくなる日が訪れるが怖かったから」なのかもしれないが、それだけではないと自信を持って言える。

 

もっと観たい。もっと応援したい。

 

西ひより煌めき☆アンフォレントが、そう思わせてくれる存在だからだ。
それが、どんなに遠い場所だろうが、ワープしてでも観に行きたい会いに行きたいと僕に思わせてくれた。まさに至高である。

 

西ひより復帰後の主な大きなイベント

 

主な大きなライブやイベントだけでもこれだけあったし、書ききれないものもたくさんある。

 

たくさん現場に行っていた中で、僕は改めに、

西ひよりの、キラフォレとファンに対する愛の深さ」に気づかされた。

 

それを特に感じたのは、「煌めき☆アンフォレント 三重定期公演」だ。

三重のご当地アイドルであるからこそ、わざわざこの三重まで足を運んでくれるファンの人を楽しませたい。もっとたくさんの人を三重に呼びたい。

という意思を僕は感じた。

 

さらに、三重定期の内容はぶっ飛んでいる。(いい意味で)

 

 

過去の三重定期

  1. 2015/11/27
  2. 2015/12/25 クリスマス
  3. 2016/01/29 ひよこですティ二ー初披露
  4. 2016/02/26 
  5. 2016/04/22 
  6. 2016/05/20 メイド
  7. 2016/06/17 制服
  8. 2016/07/29 お祭り
  9. 2016/08/28 ひまわり
  10. 2016/10/21 ハロウィン
  11. 2016/12/03 如月愛花生誕
  12. 2017/01/22 花乃木りおな生誕
  13. 2017/02/24 幼稚園児
  14. 2017/03/10 砂糖の日
  15. 2017/04/07 ウサちゃん(イースター)
  16. 2017/05/03 五月病
  17. 2017/06/06 ぽりす
  18. 2017/07/07 七夕
  19. 2017/08/25 アロハシャツ
  20. 2017/09/09 ナース
  21. 2017/10/20 ハロウィン
  22. 2017/11/21
  23. 2018/04/14
  24. 2018/06/30 アイドル
  25. 2018/07/28 赤ちゃん
  26. 2018/10/20 第1部魔女
  27. 2018/10/20 第2部The牧場
  28. 2018/11/10 第1部私立聖煌めき女学院授業編
  29. 2018/11/10 第2部私立聖煌めき女学院体育祭編
  30. 2018/12/15 第1部クリスマスはサンタでしょ
  31. 2018/12/15 第2部クリスマスはサンタだけじゃない
  32. 2019/02/23 第1部煌めき温泉〜癒しの湯〜
  33. 2019/02/23 第2部ママ♡
  34. 2019/03/21 第1部煌めき農園いちご狩り
  35. 2019/03/21 第2部初デート♪ピクニック公演
  36. 2019/04/12 キラフォレホスピタルヲタク総合科
  37. 2019/05/31 マリン公演

 

三重定期では、思考を凝らしたテーマでメンバーがコスプレをして、独自のコーナーが盛り込まれたりする。西ひよりは、三重定期のプロデュースを担当していて、すべてに情熱的に本気で取り組んでいた。

 

僕もこの情熱に答えるべく負けないように、コスプレなどをしていた。
僕以外のキラフォレのファンのみんなもコスプレする人がどんどん増えていき、西ひより本人もメンバーもとても喜んでいた。

 

復帰してからは、期間限定メンバーということを本人も考えており、三重定期の企画や進行を他のメンバーに引継ぐことを自ら実施しており、期間限定で復帰したという意味を西ひより本人はとてもよく考えていんだと思う。

 

 

そして、「煌めき☆アンフォレント 3rdワンマンライブ -光彩スターティングオーバー-(Zepp Nagoya)」

 

これにかける、西ひよりをはじめとするキラフォレメンバー全員の想いの強さはすごかった。2018年12月9日 キラフォレの石川不定期公演のときにメンバーの想いがあふれすぎてMCにみんな泣き出すということがあった。

 



今まで以上にキラフォレが大好きになった日だった。

 

たくさんの苦難を乗り越えた、煌めき☆アンフォレント ZeppNagoyaワンマンライブは大成功に終わり、アジアツアー、CDリリースなど次の展開の発表もあった。

 

 

 

 

 しかし、運命の日は訪れる。ずっと分かっていた。

 

 

活動終了の発表

2019年5月30日(木)
NAGOYA ReNY Limited 「煌めき☆アンフォレント 名古屋定期公演」


この日、西ひよりは、6月23日(日)で煌めき☆アンフォレントとしての活動を終了することを、本人の口からライブのMCで発表した。

 

本人のTwitterなどから何となく察していた僕は、仕事を飛び出して新幹線で移動し、このライブに参加していた。西ひより自身の言葉で、ステージ上で誰よりもしっかりとして、西ひより自身の口で告げていた。それをちゃんと僕自身の目で体で観に行けてよかったし受け入れられた。


「卒業」ではなく、「期間限定での活動を終了する」。

 


キラフォレで煌めく西ひよりの姿を観られるのは、あとわずかなのは寂しいし悲しいけど、最後まで楽しい思い出をみんなで作りたいと強く思った。

夢の続きをたくさん見させてもらったから、たくさん感謝してるし、その感謝の恩返しがたくさんできればいいなとも思った。

 


 

推しメンの活動終了

2019年6月23日(日)
NAGOYA ReNY Limited
煌めき☆アンフォレント 1stアジアツアー特別編 ~煌めく虹の先へ🌈~」

 

この日、西ひより煌めき☆アンフォレントとしての活動を終了した。

このタイトルに込められた、西ひより本人のキラフォレに対する想いの大きさを改めて実感した。

 


 

 

西ひよりがいなくなっても、「煌めき☆アンフォレント」の名を表すようなグループでいて欲しい。立ち止まらずにドンドン先に進むグループでいて欲しい。と個人的に思ってます。

 

西ひよりが戻ってきた意味を考えると、僕は強くそう思った。

 

 

僕自身は、西ひよりが愛したキラフォレをこれからも応援したいし、愛していきたい。

 

卒業のときに感じたものは、まったく違う想いだ。

 

 

西ひよりのおかげで、僕自身、人間としてたくさん成長できた。

 

 

 

 

 

好きなことに情熱をかけることって、やっぱ素敵。

 

 



 

読者プレゼント!!
2019-09-08 (日)
開場 14:45 開演 15:30
恵比寿LIQUIDROOM(リキッドルーム)
煌めき☆アンフォレント アジアツアー2019 -宇宙∞ノスタルジア- 東京公演 FINAL」

 

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西ひより